偉大な物理学者アインシュタインさんも驚いたとされる複利の力についてです。一説には「複利は人類最大の発明」とおっしゃったそうです。
資産運用をしていると元金に対して利子がつきます。利子には単利と複利と2種類あり、単利は元金のみに対して利子がつきますが、複利の場合元金+利子分に対して金利がつきます。例えば、元金は100万円、年利5%で運用したとします。すると5年間で単利は25万円の利益ですが、複利では27万6000円となります。下図をご覧ください。
複利で運用すれば、「元金+利子」も加算されていくので、単利より利益が大きくなり、長期間運用すればするほどその差は大きくなっていきます。若い内から資産形成しておけば年を得るにつれて、複利様の恩恵を受けやすくなります。
ちなみに複利で運用した場合、資産が倍になるまでにどのくらいの時間がかかるのか確認できる公式があります。どのくらいの年利で運用できるかによりますが、72÷年利 で求められるます。俗に72の法則と呼ばれています。元金100万円で初めて年利5%で運用したとすると倍の200万円になるまでには複利だと14.4年ですが、単利だと20年必要です。最初の数年はそこまでの差はありませんでしたが、長期運用となると、複利の力恐るべしといったところです。
そのため、なるべく早く資産運用に取り組んだ方がよい(複利の恩恵が受けられるから)とも言えます。投資の目的を明確にし、自分のリスク許容度の範囲内で、速やかに行うことが鉄則です
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