今まで投資手法としてはインデックス投資を中心にお話をしてきました。含み益が出るのはとてもハッピーですが、頑張って貯金したお金を未来の自分に仕送りし続けるのもつらい。今の自分にも還元が欲しいと思い、高配当株・株主優待を狙って株を購入するようになりました。
一般的に高配当株とは、利回り3%以上の株を指すそうです。日本では税金20.315%(住民税:5% 所得税:15、315%)加えて、アメリカの株式の配当金を受け取る場合は+10%課税されちゃいます。 また、日本株の場合は年1回、多くて年2回配当金をいただけますが、アメリカの場合年4回配当金を出す企業が多くあることを知り、アメリカ株に深い興味を抱きました。
とはいえ、個別株に手を出す勇気はなかったです。どこの企業の株をいつ購入するか、路頭に迷いました。そこで、ETF(上場投資信託)の存在を知り、少しずつ購入することにしました。ETFは投資信託(株等の詰め合わせパック)ですが、株式のように上場しているため、リアルタイムで取引をすることが可能な金融商品です。
2021年からVTI(アメリカ4000社詰め合わせ)、VYM(アメリカ400社詰め合わせ、高配当)、SPYD(アメリカ80社詰め合わせ、高配当)、HDV(アメリカ75社詰め合わせ、高配当)、リスク分散のためにAGG(アメリカ債券詰め合わせ)を買付。AGGを加えて、配当は毎月入金、3月・6月・9月・12月にまとまった金額が入るようになりました。
最初の配当金は「2ドル」でしたが、すごく嬉しかったです。次に日本企業にも投資(応援)したいなと「株主優待」を狙って個別株を物色し始めたのが2022年のことです。探し方は超絶我流(?)ですが、実際に買付、保有、分かんない事はその都度お勉強しながら、やっています。OJTみたい。。。
もともと日本株は100株が売買単位なので、米国ETFと比べて、購入する時はまとまった資金が必要です。だからすごくドキドキしたながら買付をしたことを覚えています。ちなみに私が1番最初に買付したのは2022年の秋【8098】稲畑産業(化学専門商社)と【2932】STIフードホールディングス(水産品の加工)の2社です。業績や売り上げ見込み、優待や配当金等を加味して保有を決めました。当時はまだ2000円前半の金額だったため、順当に株価も値上がり、配当金もいただけています。STIフードについては、年2回いただけていた優待(缶詰詰め合わせ。これめっちゃ美味しいです)が年1回になったので、だいぶ悲しいですが、引き続きホールドしていくつもりです。
2023年から単元未満株(S株)での取引が可能になったネット証券が増えたため、1株単位で買付できるようになり、ハードルがずいぶん下がりました。気になる銘柄を見つけたら値動きになれる・投資経験を体感するためにも「まず1株だけ買付する」のもありです。未来の自分にもインデックス投資で仕送りしつつ、今の生活に潤いをくれる高配当株投資や株主優待を続けていきたいです。
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