投資=ギャンブル、元本保証はされない未知のもの
20代の頃の私は、投資=怖い、ギャンブルみたいなものだと認識していました。「日経平均?」「NYダヴ平均?」「為替?円安?」等毎日ニュースを見ていたら番組終わりにテロップが出てる、くらいの印象しかありませんでした。今となってみたら、どうしてあんなに恐れていたか覚えていませんが、知識が無く未知のものだから、自分とは縁の無い話だと思い込んでいたんでしょうね。
2017年に会社でDC(確定拠出年金制度)が導入されることになり、銀行員さんから年金制度や金融商品等の説明を聞きました。当時28歳で、絶対参加した方がよいだろうと思い、掛け金1万円/月を拠出するまでは決断できたのですが、金融商品についてずっと悩んでいました。結果的に株式よりはリスクの低い債券ファンドへの拠出を決めましたが、2017年~2019年までは元本割れ。少額(数万円)の損失ではありましたが、やはり元本割れはショックでした。DCは年金なので、在職中は途中離脱もできず、そのまま淡々と積み立てていました。
ところが2020年。3年間元本割れだったのが一転、突然評価額が上がりました。振り返ると始めてから最初の3年間こそは元本割れしていましたが、今ではもう少しリスクをとって、債券ファンドから外国株式ファンドに買付を変更し、現在(2024年3月時点)綺麗な右肩上がりで推移してくれています。
私に知識が無くて一方的に投資を怖いと思い込んでいただけなのでは?
こう気づかせてくれたんです。知らないから怖い、体験したことがないから慎重になるだけであって、何の根拠も持っていないのに投資=悪と認識するのは変だと気付いたんです。
①調べも勉強もせずに一方的に思い込むことはよくない。⇒今の自分には学びが必要。②投資は元本保証されないし、未来がどうなるか分からないことは事実。⇒自分が許容できる額(あくまで余剰資金)で投資は行うべき。
たった3年間のDCの経験で上記の大切な事に気づけた私は、本屋さんに通って本を物色し始めました。そして積み立てNISAという制度やSBI証券といったネット証券の存在を知り、口座開設、積み立て設定と資産形成の道を歩んでいきます。
「やったことないし、専門用語だらけで分からない。。。」と投資に限らず始めてすることを嫌煙しちゃうお気持ちお察しします。でも投資に関しては機会損失にならないために、学んで行動するお手伝いをしたいと思っています。
4年前は私もド素人でした。でも一歩踏み出したおかげで、目標(セミリタイアしたい)ができて、それに向かって動くことができて、ちょっぴり幸せを感じることができています。怖いのは始めの一歩。踏み込んでみると案外動きだせるもんですよ。
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