「終身雇用」「年功序列」「新卒一括採用」一旦採用されれば懲戒解雇にでもならない限り日本の会社員て解雇されることがほぼありません。
2019年トヨタ自動車の豊田社長が「終身雇用を守るのは難しい局面に入った」と発言したことが大きな話題となりました。トヨタ自動車と言えば、知らない人を探すのが難しいくらい有名な日本の有名大企業です。言い換えれば、「大企業であっても、今までの制度を維持することが難しくなった。」まさに日本は過渡期で、就職したら、一生会社員として雇用が保証されるなんてことはなくなりつつあります。
大学卒業後(22歳)で就職して、定年(60歳)まで約40年間ずっと雇用を維持し続ける・昇給し続けるって、企業から見るとものすごく高いハードルですよね。よく今までその制度が維持できてたな、日本てすごい豊かな経済大国なんだと思いました。ずっと会社員としての雇用を保証してくれるのは、もはや「公務員」くらいじゃないかなと。
本業の稼ぐ力
これは勤務している会社によりますが、①スキルを重視するジョブ型(職務内容が明確) ②メンバーシップ型(職務内容が限定されておらず、人に職務を充てる)どちらの雇用形態になっているかで大きく変わります。①のジョブ型であれば、スキルを磨くことや実績をつくることが昇給につながるし、②のメンバーシップ型であれば、長く耐えられれば一般的に昇給していきます。
私は②のメンバーシップ型での雇用だったため、紙切れ1枚で県外への移動はもちろん、「来月から〇〇やって」と言われたらその通りに異動します。11年程在籍しましたが、少しずつ昇給していったので、我慢を続けていたら、すごい高給取りになれたそれなりに豊かに生活はできたんだろうけど、その前に病気になりそうだったので、私には無理でした(;’∀’)
①のジョブ型であれば、スキルや実績を作って他社へ転職して、給与をベースアップさせることも現実的な選択となってくるでしょうね。転職はリスクもありますが、転職活動自体は自分の市場価値や業界、職種の給与水準等客観的な情報も得られるので、活動することはおすすめです。今の会社と比較することで、ありがたみも感じられると思います。
収入の柱を増やすこと
これから雇用形態がまずます流動的になっていくと、本業である会社員として支給される給与所得以外の収入源を複数確保するのが安心です。代表的なのは①株式などによる配当所得 ②不動産所得 ③事業所得の3つです。その内私自身が経験しているのが①株式などによる配当所得です。②不動産投資については、興味が持てないし社会的信用が無い(私は今無職・・・)ため、語れることはありません・・・。③事業所得については、ゆくゆくこのブログが私の資産になってくれると信じて、右往左往しています。
なんだかんだ2021年から色々買付を行い、2022年は約10万円(税引き後)、2023年は約26万円(税引き後)配当をいただきました。他にも優待でQUOカード5000円分や缶詰をいただいたりしています。今年は新NISAも始まって、さらに株式を買い増ししているので、過去最高額になるはずです。
配当所得を増やしつつ、事業所得が得られるようにすることが今年の目標です。
最後に
私自身転職活動は今しているけど、結果が出せていない(内定無し)こと、事業所得を得ようとしているけど、これも結果が出ていない(収益無し)なため、あんまり実になるお話はできなくてごめんなさい。
ただ、「変化が激しい。(今までの制度の保持が難しい)」ことは確かです。「今までの当たり前を疑う」「自分の市場価値やスキルを知り、やりたいことは何か自分と向き合う」「より自分が安心、快適と思える環境に身を置く」正しく自分と向き合い、選択肢を増やし、きちんと選別して判断、行動していく力が必要になっていくとしみじみ思います。
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