稼ぐ力? クラウドワークスやってみた

お金の知識

  2024年1月末で会社員を一旦卒業した私ですが、転職活動に大大大苦戦し、(1年間以上やって、30社応募済・・・))「この際気になっていることを色々やってみよう!」とクラウドワークスに登録してお仕事してみました。万人にはお勧めできないですが、お時間のある方や副業に興味のある方は、「こんな仕事がある」「この作業ではこのくらいの報酬」といった事も分かるので、私のように社会経験がてら実際にやってみるのもアリですよ。

クラウドワークスとは?

  クラウド(群衆)に発注(ソーシング)するサービスの最大手です。クライアント(発注者)がオンライン上で受注者と直接仕事依頼ができ、気軽にやりとりできます。

登録方法について

 クラウドワークスはだれでも登録可能です。まず連絡先や氏名、住所、銀行口座といった情報を登録する必要があります。また、ワーカーとしての氏名(ユーザー名)は任意なので、好きな名前をつけてもらってよいです。(本名を使っているっぽい方も散見します。)

 その後、具体的な稼働時間(週何十時間働くのか)、どのようなお仕事を受注するか(仕事内容や時給単価)やスキル(学歴や職務経験等)を入力します。資格を持っている方はその資格の事について記載したり、私のような事務職の方だったら、wordやexcel使ってましたよーとか zoomとかchat workは使えますよー等「色々できまっせ」アピールします。転職活動に似た感じですね。

 なお、クラウドワークスには評価制度があり、お仕事が終了した後、発注者受注者それぞれが評価をします。①スキル②クオリティ③スケジュール④コミュニケーション⑤パートナーシップの評価項目があり5段階に分かれています。コメントも入力できるので、お仕事の実績を積んで良い評価を頂ければ、次の仕事にも結び付きやすくなるなといった印象です。

お仕事の内容

  最大手であり、かつクラウドワークスは登録できる人の範囲が広い(フリーランス・自営業・会社員・主婦・学生等色々な人が登録してる)ため、仕事範囲もかなり広いです。

 システム、アプリ開発やホームページ作成、動画の編集、デザイン、通訳といったスキルが色々と要求されるお仕事ももちろんありますし、ライティングや事務作業、アンケートといったそこまで敷居の高くないお仕事まで幅広くあります。2024年4月9日時点で12,600件ほど募集がありました。

 単価は低いけど、アンケートへやセミナーのモニター体験といったお仕事募集も多くあるので、自分の興味のあること(例えば、ライティングセミナーや動画編集セミナー)を学んで、報酬をもらえたりもできます。

 また、応募期限が超タイト(1日で締め切り)な案件もあります。本当にご縁の世界だなと思います。

応募偏

  気になるお仕事見つけたら「応募」します。直接発注者の方にメッセージを入力して「私に発注してください。」アピールします。

 簡単な自己紹介+実績(本業や副業、趣味としてやってきた経験等)をメッセージに入力します。「〇年経験ありますので、円滑に作業できます。期限は必ず厳守します」とかですね。

 なお、不採用の場合お返事なしの事が多いです。ご縁が無かったんだなーとそのままスルーします。

 ちなみに何件かお仕事経験していくと、「応募してくださいな」とスカウトメールをいただけることや最初はアンケートへの協力、次にレポート作成のお仕事といった風に同じクライアントから続けてお仕事を受注できたりすることもあります。

契約⇒仮払い⇒お仕事開始

 発注者の方からご連絡をいただけたら、業務内容についての確認を行います。合意(契約)したら、まず仮払いをしていただけます。(口座への入金は検収後になります。)

 これは報酬未払いを防ぐための取り組みです。あとは期限内にお仕事をこなします。質問や確認、相談したい事がればその都度コミュニケーションをとって、納品します。

 案外クラウドワークス以外の連絡手段(LINEでお友達になってアンケート答えて や zoomで案件の説明してから契約を・・・等)を使う方が多い印象がありました。

納品⇒検収⇒報酬支払⇒相互評価

 納品したら、発注者の方が確認してくれます。OKであれば、報酬が支払われ、お互いに評価を行います。(①スキル②クオリティ③スケジュール④コミュニケーション⑤パートナーシップの5項目)

 これが一通りの流れです。

 なお、振込手数料がそれなりの金額(楽天銀行:100円 他行:500円)なので、私はまだ出金してないです(;’∀’)ただし、有効期限は半年間で、それを過ぎると振込さえできなくなるので、十分気をつける必要があります。

メリットとデメリット

 今回体験してみて私が体感したことです。(アンケートとレポートの作成等3案件受注)

メリットデメリット
自分で仕事を好きに選ぶことができる。仕事が受注できるかどうか保証されない
ネットワークとパソコンがあればどこでもお仕事できる。自分の時間を切り売りして働くことになる。
労働時間も自分で選べられる。報酬は安くなりがち。(税・システム利用料が引かれます)
今まで経験してこなかったことにも気軽に挑戦できる。連絡方法が様々で、同時に複数案件行うと煩わしかった。(Line、Gメール、Chat work、Zoom等)
報酬未払い対策(仮払い)をしてくれている。⇒安心感あり口座振込手数料が高い。(楽天銀行:100円 他行:500円)

まとめ

 クラウドワークスおすすめなのは、学生さんや主婦さん(育休の方等も含)、定年を謳歌されている方、副業に興味を持っている方です。案件によってはそれなりに稼げそうなもの(時給1600円代での事務作業とか)もあるので、長期間で比較的時給の良い案件をゲットして、良い評価をいただければ、それなりに継続してお仕事をすることは可能と思います。ただ、どうしても時間の切り売りになってしまうので、本業が割と忙しい方には向かないだろうなと思います。(本業頑張って昇進した方が効率的に収入アップすると思う。)あと、システム手数料(クラウドワークスの利用料)と口座振り込みの手数料が案外高いなと。私は楽天銀行の口座持ってたから良いけど、他行は手数料だけで500円持ってかれちゃいます。。。

 実際にやってみないと分からない事が多いですし、「こんな事でお金もらえるの??」っていう発見もあります。私は社会経験のためにも無理のない範囲で続けていきたいなーと思っています。

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