税金、年金や保険料と言った社会保険料は日本で生活するために必ず支払わなければなりません。また、種類もたくさんあるし、所得(前年の所得実績、当年の概算所得)や住んでいる地域によって支払い額が変わります。基本的に所得が増えればそれだけ納税額も増えていきます。だから、課税対象となる所得を減らす「控除」をいかにフル活用できるかが大切になります。
会社員であれば、給与から毎月天引き、年に1回の年末調整or個人で確定申告することできっちり税金(所得税・住民税)と社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険・40歳以上は介護保険)を払います。
退職してから、1番実感したのは自身の「納める力」の無さ。生きている生活するだけでかかるコスト(住民税・健康保険料・国民年金)の計算はしていませんでした。これはとてつもない反省点です。住民税は市町村によるし、国民年金は毎年4月にその年の保険料が決まります。(令和6年度:16,980円)今回は自分なりに色々調べて勉強した国民年金のお話を中心にしていきます。
国民年金は、納付書、口座振替、クレカ払い、スマホ決済で支払いが可能です。毎月支払いも可能ですが、前払い制度(前期・後期半年分or1年or2年)があり、保険料を割引してくれます。また、再就職して厚生年金に加入することになった場合や妊娠等で国民年金の支払いが免除となった場合は、きちんと返金されるとのこと。
私は2年分397,290円一気に口座引き落としを選択。手痛い出費ですが、実質1か月分くらいの保険料(16,590円)が割引されます。【毎月支払いの場合 16,980円×24か月=407,520円】ちなみにクレジットカード支払いも可能ですが、国民年金の支払いでポイントが付与されるかどうかはカードによります。また割引率も口座引き落としと比較すると低くなります。【令和6年度 クレカ2年前払い398,590円 毎月支払いと比較して15,290円割引】
最終的に支払額が1番安い手段である口座支払いにしましたが、将来的にサイドfireを達成して、今後数十年の年金を支払うとするとクレカ払いのポイント還元も無視できなくなると思うので、自分が持っているクレカの還元率を調査してみました。
名称 | ポイント率 | 貯まるポイント | 備考 |
楽天カード | 0.2% (500円につき1ポイント) | 楽天ポイント | 公共料金(ガス・電気・水道) 税金・国民年金保険料 Yahoo公金支払いは、0.2ポイント |
JCB CARDW | 1% (1000円につき2ポイント) | Oki Dokiポイント | 1ポイント=5円相当。 |
エポスゴールドカード | 0.5% 200円につき1ポイント | Eposポイント | 選べるショップ特典で1.5%還元へ |
三井住友カードゴールド(NL) | 還元無し | Vポイント | 支払いは可能 年間100万円利用対象外 |
比べると、エポスゴールドが最有力ですね。エポスカードはゴールド以上になると、「選べるショップ」といって3店舗まで還元率3倍の1.5%でお買い物できる特典がつきます。ただ昨今改悪が続いているので、あくまで現時点でのお話であり、定期的な情報収集とアップデートが必要ですね。(1年前はモバイルSuicaのチャージも1.5%還元にできてたのです・・・)なお、クレカ支払いの手続きは、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)届出書」を年金事務所(年金相談センターは不可)の窓口へ提出or郵送する必要があります。
また、忘れてはいけないのが、「年末調整 or 確定申告」にて申告が可能なため、支払い証明書を獲得すること。これ、「マイナポータル」というアプリから取得可能なのですが、ログインの度にマイナカードが必要なので、めんどくさいんですよね・・・。ただ、絶対に忘れずに証明書を取得して確定申告することを胸に刻み、使える控除を増やしていきたいです。
コメント