自分を理解するために コーチングのすすめ

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 前回キャリアブレイクのお話をしました。会社へ行くのが嫌だったからFIREを目指そうと思っていたけど、そうじゃない。むしろ、無職になって「働きたい」と自然に思えた。仕事は単なるお金を稼ぐ手段ではなく、楽しいと思える(苦痛ではない)仕事を見つけて、それをずっとやり続けるべきだと気付いたと。そこまではよかったけど、私は途方にくれました。「やりたい、好きな仕事」なんて思いつかなかったからです。学生の頃から悩んで考えても分からない。10年以上社会人やってきたのに未だに分からない。34年間生きてきてるのに自分のことを理解できてなかった(;’∀’)そこで、本を読み漁り、たどり着いたのが「コーチング」でした。

 コーチングって学校の部活動のコーチ(監督)みたいなもの???と馴染みがないと思いますので、ざっくり説明します。コーチングの語源は「馬車」と言われています。「Aさんがここに行きたいと決めた目的地までAさんを連れて行く。」というイメージです。悩みを持っているクライアントの現状を分析、理想とのギャップを解消していく支援をしてくれるのがコーチングです。調べていくと、心理学や人間の機能についても言及されており、色々と気付きを得ることができました。

人間の本能:「変わりたくないこと」。現状を安心、安全と捉えそれを維持しようとする力が働く。その維持しようと働く力がモチベーション。よって人間が「変わる事」は非常に難しい。②人間のマインドには意識(思考)と無意識の2種類あるが、比率で表すと意識5:無意識95意識(思考)は外部の影響(社会通念や一般常識)を受けるため、意識と無意識とで乖離しがち。⇒「無意識」に体が動くことは何だったかを振り返ると、自分の好きな事や苦痛ではない事が分かる。

 心理学の勉強をしていると若干「洗脳ぽい?あやしいかも???」と思うこともありましたが、自分の中ですごく合点がいったのが上記の考えでした。①の性質があるから、変わろうとしてもなかなか変われない。②の意識(思考)の影響で考えすぎてよく分からなくなってしまう。人間の性質を知らないがゆえに多くの方が悩んでいるのは当然なんでしょうね。

 肝心のどんなお仕事するのかについては、②「無意識」に体が動くことは何だったかをまず振り返りました。好きだった事や社会人として経験した業務を箇条書きにしていって、この業務は好きだった、反対にこれは二度とやりたくないと思った業務を整理しました。次に好きな業務(もしくは無理ではない業務)からどんな職種、どんな働き方があるかを探していくようにしました。

 なお、私は3冊程度の書籍を読む+Youtubeを閲覧しただけなので、きちんとコーチングのいろはすべてを理解できている訳ではありません。それでも、「人間の性質」を知らず、「私なんて・・・平々凡々な・・・何も持っていない人間・・・」と悩んでいる人は多くいらっしゃるだろうなと思ったので、何か気付きを得られる、考えられる情報を提供できたらと書いてみました。

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